2018年5月9日放送

ことしの大型連休入り込み数は・・・

ことしの大型連休中の観光施設などの入り込み数が届きましたのでお伝えします。市内の観光主要施設の4月29日から5月5日まで遠野市がまとめた入り込み数です。ことしの入り込み数は、およそ1万7千人で去年より3千人ほど減っています。しかし、大型連休前半の4月29日と30日については、多くの施設で去年より増えています。また、イベントの入り込み数で見てみるとジンギスカンフェスなど新たな取り組みが後押ししたようでこの時期に行われるイベントは、去年よりもそれぞれ増えています。市では「大型連休の前半は、去年を上回る施設が多かったが、桜の開花が早くまた、天気の悪さが大型連休後半に響いたのでは」と分析しています。そして「良かった点や課題点を今後、整理しながら遠野の観光の盛り上がり、誘客増に向けて取り組んでいきたい」としています。遠野ふるさと公社が運営する伝承園や遠野ふるさと村など4月27日から5月6日までの入り込み数です。4カ所のことしの入込数は、去年の同時期と比べ4000人ほど少ないおよそ6万8千人でした。また、売り上げでは、去年の同時期と比べ168万円ほど低いおよそ2969万円でした。一方、月ごとで見てみますと4月27日から30日までは各施設とも去年より増えていました。入り込み数は、去年の同時期より5千人ほど多いおよそ2万4千人でした。また、売り上げについても去年の同時より300万円ほど多いおよそ1026万円でした。遠野ふるさと公社では「SNSを利用し広く情報発信したことで4月の入込数などに好影響したのでは」と見ています。そして「5月に入ってからは天候の悪さが響いたのでは」と分析しています。ふるさと公社では、来月30日から始まる遠野風の丘の創業20周年に向けて情報発信をさらに積極的に進め、観光客や近隣の市町村から来た人が遠野市内を回遊するよう努めていきたいとしています。

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