2018年5月4日放送

新しい遠野物語を創るプロジェクト開講式

遠野高校で今週火曜日(1日)、平成30年度新しい「遠野物語」を創るプロジェクトの開講式が行われました。このプロジェクトは、地域を再認識しグローバルな視点に立って地域の課題を解決しながら持続可能な地域創生を担う人材育成を図ろうと、遠野高校が総合的な学習の時間を活用して昨年度から始めました。今週火曜日に今年度の開講式が行われ、初めに、阿部伸校長が「学んだ知識をどう生かすか、人とつながるか、どうコミュニケーションをとるかを学び、高校生としての新しい感覚を地域に還元する場であってほしい」と挨拶しました。このあと、プロジェクトに協力する遠野市や遠野みらい創りカレッジなど関係機関が紹介され、生徒を代表して2年の菊池友佑君があいさつしました。昨年度は、遠野市・遠野高校の魅力発信や地域資源を生かした雇用創出などをテーマに、13チームに分かれて探究活動が行われ、そのうちの2チームが活動の成果を紹介しました。プロジェクトでは、今後、関係機関から発表されるテーマの中から生徒自身で好きなテーマを選び、探究活動を重ねてそれをまとめながら来年2月下旬から3月上旬に予定されている成果発表を目指して活動していくということです。また、この日は、岩手大学地域連携推進センターの小野寺純治教授による基調講演も行われました。最後に、生徒会長を務める柴又海斗君が「プロジェクトで学んだことを生かし、進路達成に向けて頑張りたい。また、遠野の未来についてこれからも考えていきたい」と締めくっていました。

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