2018年5月1日放送

土淵小学校でホップ栽培学習

土淵小学校の児童たちがきょう(1日・火曜日)、総合学習の一環でホップの根株の手入れ体験をしました。土淵小学校では、昨年度に続いて今年度も地元、土淵町の産業であるホップについて学ぼうと、総合学習の一環で3年生から6年生までの児童たちがホップの栽培学習に取り組みます。きょうは、5年生の児童12人が土淵町のホップ農家、安部純平さんの指導を受けながら、ホップの根株の手入れ体験をしました。初めに児童たちは、安部さんからホップについてや手入れの仕方などを教えてもらいました。そのあと児童たちは、去年、植えられたホップの蔓から若芽を摘み取った後、根株の周りの土を掘る「株開き」を行い、そして、去年の古い蔓を取り除く「株ごしらえ」とよばれる作業に挑戦。児童たちは、慣れない鎌の使い方に戸惑いながらも丁寧に作業をしていました。きょう、児童たちが手入れをした根株からは、1週間から10日ほどで新たな蔓が伸び始め、8月中旬頃には収穫の時期を迎えるということです。児童たちは青空の下、汗を流しながら地元、土淵町の産業であるホップについて学びを深めた様子でした。なお、土淵小学校では、このホップを夏場の暑さを軽減するグリーンカーテンとして活用するほか、6年生の卒業証書に使うホップ和紙の材料などに使用するということです。

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