2018年4月30日放送

釜石・花巻間建設促進 期成同盟会 総会

東北横断自動車道釜石秋田線の釜石・花巻間建設促進期成同盟会の総会が、先週金曜日(27日)あえりあ遠野で開かれました。この同盟会は、東北横断自動車道釜石秋田線の釜石・花巻間の建設を積極的に促進し、高速交通網整備による県勢の均衡ある発展に役立てることを目的に遠野市・花巻市・奥州市・住田町・釜石市で組織されています。この日の総会では、平成29年度の収入支出決算の承認や、平成30年度の事業計画などの議案について審議され全て原案の通り承認されました。東北横断自動車道釜石秋田線は、釜石・花巻間およそ80kmのうち63kmほど開通しています。遠野住田インターチェンジから遠野インターチェンジ間の11kmと仮称・釜石ジャンクションから仮称・釜石西インターチェンジ間の6kmについては、今年度内の開通に向けて整備が進められています。来年9月には、釜石市でラグビーワールドカップの試合が開催されることや、近年、豪雨災害が頻繁に発生し、災害に強い高規格道路の重要性が高まっていることから同盟会では、釜石秋田線の今年度内の全線開通に向けた要望活動や関係機関への協力など積極的な運動を展開していくということです。このほか、来年開催されるラグビーワールドカップに向けての岩手県と釜石市の取り組みについても説明されました。岩手県では、会場周辺の渋滞を緩和するための対策として近隣市町村に駐車場を設け、会場までシャトルバスを運行するということです。また、任期満了に伴う役員の改選も行われ、釜石市の野田武則市長が会長に本田市長は副会長にそれぞれ再任しました。

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