2018年4月26日放送

「たんげばっこ寺子屋」開所式

小友町に町民手作りの図書館が完成しました。今週日曜日(22日)に開所式が行われた様子が届きましたのでお伝えします。町民が自由に利用できる学びの場「たんげばっこ寺子屋」。「たんげばっこ」は、遠野の方言で「お互い様」という意味があるそうです。この場所は、町民有志が集まりまちづくりに取り組む「お不動みのたけ倶楽部」の社会教育部会のメンバーたちが、去年夏頃から旧小友中学校の図書室を整備し先月完成した手作りの図書館です。「町民が自由に利用できる図書館」、「小友町の歴史を学び、保存する資料館の役割の場」、「町民の懇談、憩い、相談の場」として利用されるということです。図書館に設置された本は、小説や実用書など市民から贈られたもので、広報とおので広く募集したところおよそ500冊集まったということです。開所式では、お不動みのたけ倶楽部「社会教育部会」の小笠原晃代表が「地域の宝物である子どもたちが自由に集まれる場所が作れないかなと思ったのがこの図書館の始まりです」とあいさつしました。このあと、小友探訪会の菊池金孝さんによる小友の歴史についての講演や、小友小学校の児童による子ども語り部の披露、本棚からお宝カードを探すゲームで、集まった地域の人たちおよそ50人が、楽しみながら開所を祝ったということです。「たんげばっこ寺子屋」は、毎月第2、第4日曜日、午前9時から午後3時まで開館し、本は5冊まで借りられるということです。問い合わせは、小友地区センターまでお願いします。

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