2018年4月26日放送

遠野ケアイノベーション会議 自主上映会開催

認知症の女性との交流を通じ、介護の仕事と向き合う新人介護福祉士を描いた映画、「ケアニン〜あなたでよかった〜」の自主上映会がきのう(25日・木曜日)、松崎町の総合福祉センターで開かれました。この自主上映会は、映画を通じて介護する人も介護を受ける人も互いに笑顔があふれる遠野のまちとなるようにと、遠野市内の介護、福祉、医療の仕事に従事する若者で構成している遠野ケアイノベーション会議などが開きました。3回に分けて開かれたきのうの上映会では、遠野市内をはじめ、盛岡市や花巻市から介護や福祉、医療に従事している人などおよそ100人が映画「ケアニン〜あなたでよかった〜」を鑑賞しました。映画のタイトルにもなっている「ケアニン」とは、介護、看護、医療など人の「ケア」に関わり、情熱を持って働いている人のことを言います。鑑賞した人たちは、認知症の女性との交流を通じ、介護の仕事と向き合う新人介護福祉士による葛藤や喜び、成長ぶりが描かれた映画に自分の職種と重ねながら、人との関わり合いの中で生きているという気づきを得た様子でした。なお、上映会を開いた遠野ケアイノベーション会議では、今年度も市民のみなさんに介護のすばらしさが伝わる活動を展開していくということです。

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