2018年4月24日放送

市長記者懇談会

市長記者懇談会がきょう(24日・火曜日)開かれ本田市長から「遠野風の丘」創業20周年感謝祭などについて発表がありました。きょうの記者懇談会で本田市長は、元気わらすっこセンターの改修工事が完了し、リニューアルオープンすることについて発表しました。市では、少子化対策・子育て支援の充実を図るため、去年12月から元気わらすっこセンター内の子どもの遊び場である「わらすっこルーム」の改修工事をきのう・23日まで行っていました。この改修工事により、子ども用のクライミングウォールや木のブロックといった遊具、親子で楽しめる図書が配置されたということです。来週水曜日(5月2日)には工事完了に伴うリニューアルオープンセレモニーが開催され、松崎保育園と白岩保育園の園児が歌やお遊戯などを披露するほか、午後1時からは、一般の方も内覧することができるということです。また、本田市長は、遠野風の丘の創業20周年記念イベントを開催することについての発表をしました。遠野風の丘が、ことしの6月30日で創業20周年を迎えることから、6月30日(土曜日)と7月1日(日曜日)の2日間にセレモニーなどメインとなるイベントを開催し、利用者に感謝を伝えるとともに交流人口の拡大を図ります。また、イベント期間は東側駐車場に大型テントを設置し、釜石自動車道利用者からも見えるような演出をするほか、来年3月まで毎月イベントを開催するということです。ほかに、本田市長は、平成30年度子供の読書活動優秀実践団体として市内の団体が文部科学大臣表彰を受けたことなどについても発表しました。文部科学省では、子どもの読書を推進する活動が極めて優秀な学校や図書館、団体などを毎年表彰しています。今回、子供の読書活動優秀実践団体として遠野市のボランティア団体「グループわらべ」が文部科学大臣表彰を受賞しました。グループわらべは、遠野市立図書館で子どもたちへの読み聞かせや、昔話を題材にした大型紙芝居を自主制作し実演するなど幅広い活動をしています。中浜艶子教育長は、「このような輝かしい賞を受賞したのは、まことに喜ばしいこと。今後も本を親しみ、感受性が豊かな子どもたちを育てていけるよう協力してほしい」と今後の活動に期待している様子でした。なお、市内では以前に遠野市立図書館が子供の読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣表彰を受けています。このほか、遠野市史編さん事業により調査が進められた資料から「遠野市史叢書遠野南部家御用留書天保年間」が先月31日に発刊されたことについての発表もありました。「遠野市史叢書遠野南部家御用留書天保年間」は遠野南部家の盛岡屋敷で天保3年から明治2年にかけて記録された公用日誌の一部を読みやすいよう活字に直したもので、当時の政務や藩士同士の交際の様子年中行事などが記録されています。この、「遠野市史叢書遠野南部家御用留書天保年間」は遠野市立博物館での販売となっているほか、電話受け付けによる郵送販売にも対応しているということです。

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