2018年4月23日放送

緑のカーテン運動

自然の力を利用した夏場の省エネルギー対策の一つ、緑のカーテン運動が先週、中央通りの蔵の道ひろばで行われました。この運動は、ツル性の植物を窓辺に植えることで、夏場の直射日光を防ぎ電力消費の減少を促そうと、東北電力が毎年この時期に実施しています。ことしは、東北電力遠野営業所の社員や市内の飲食店の店員、また、日頃からホップの研究に携わっている緑峰高校生産技術科の2年生6人が参加しました。この日は、去年に引き続き、地域の活性化につなげようと遠野の基幹産業であるホップを使って、緑のカーテン作りに取り組みました。ホップの苗は、およそ1時間で30個のプランターに植えられ、参加した人たちは、ホップの成長を心待ちにしている様子でした。このホップは、順調に育成すると8月頃には3メートルにまで成長し、夏場の厳しい日差しを防ぐ自然のカーテンになるということです。なおこのプランターは、苗植えに参加した企業や学校など多くの場所に設置され、遠野に夏の訪れを告げる風物詩となりそうです。

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