2018年4月17日放送

孫心しおり教室

押し花のしおりで特殊詐欺被害の防止などを呼び掛ける孫心しおり教室が、先週金曜日(13日)、附馬牛児童館で開かれました。この孫心しおり教室は、子どもたちが作ったメッセージ入りのしおりを家族にプレゼントすることで、特殊詐欺被害や交通事故を防ごうと、遠野警察署や遠野地区少年警察ボランティア協会が開きました。先週金曜日(13日)、附馬牛児童館で開かれたこの教室には、1年生から3年生までの児童17人が参加しました。講師を務めたのは、押し花づくりの名人で、岩手県知事から「森の達人」の認定を受けている特殊詐欺被害防止サポーターの菊池タキさんです。児童たちは、タキさんが自宅の庭で育てたアジサイやビオラ、バラなどおよそ40種類の中から好きな押し花を選び、特殊詐欺被害防止の標語が書かれた紙に並べ、世界に一つだけのしおりを作っていました。また、中には、押し花の形を巧みに並べ、かわいらしいうさぎのキャラクターに仕上げる児童もいました。なお、遠野警察署によりますと市内では去年1年間では1件、およそ420万円の特殊詐欺の被害がありましたが、ことしに入ってからは、きのう、16日現在で被害は出ていないということです。この日、児童たちが作ったしおりは、特殊詐欺被害防止のお守りとして家族に贈られるということです。

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