2018年4月13日放送

職業訓練協会で新入社員研修

この春、市内の事業所に就職した新入社員を対象とした研修会がきのう(12日・木曜日)ときょう(13日・金曜日)の2日間、青笹町の遠野職業訓練協会で開かれました。この研修会は、新入社員に社会人としての自覚や心構え、基本的なマナーやコミュニケーション力を身に付けてもらおうと、遠野職業訓練協会が開きました。今年度2回目となった新入社員研修には、製造業や加工業など市内6つの事業所から新入社員13人が参加しました。初日のきのうは、新入社員たちに「働くこと」の理解を深めてもらおうと、小友町で製造業を営むオーパーツの代表取締役、及川元一さんを講師に講話が行われました。及川さんは、「手伝い」、「作業」、「仕事」、「働く」の4つの言葉の違いについて解説した後、実際に職場で行う「仕事」の意義とは何か、わかりやすく説明していました。また、及川さんは、「今後、働いていく上で苦しい時やつらい時もあるが、人のために何かしようという思いを持ち続けることが仕事でのやりがいに繋がる」と話し、新入社員たちにエールも送っていました。参加した新入社員たちは、及川さんの言葉に耳を傾けメモを取りながら、社会人として活躍していくための心構えを学んだ様子でした。なお、新入社員たちは、きょう、あいさつや電話応対、名刺交換など、実技を中心に研修を受けたということです。

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