2018年4月6日放送

小学校入学式

市内10の小学校で、きょう(6日・金曜日)入学式が行われました。このうち、鱒沢小学校では多田陽音さんが新一年生となり、2年生以上のお兄さんやお姉さんたちが見守る中、入学式が行われました。多田さんは、温かなメッセージやお花で飾られた体育館の中を、来賓や在校生たちの拍手で入場し、担任の先生から名前が読み上げられると、はっきりと返事をしていました。続いて、川村達彦校長が「1年生は1人だけですが、全然寂しいことはありません。健康や安全に気をつけること、明るく元気にあいさつすることの2つをしっかり身につけて、楽しく鱒沢小学校での生活を送りましょう」とあいさつし、多田さんを歓迎しました。そのあと、学校やPTAから入学祝いの歯磨きコップなどが贈られました。自分の入学式の時、緊張していたことを思い出したという上級生たちは、多田さんの緊張感を少しでもほぐそうと、歓迎の気持ちをこめて鱒沢音頭を披露しました。入学式のあと、多田さんは初めて教室に入り机に座ると、担任の先生からのお話をしっかりと聞き、教科書などをピカピカのランドセルにしまっていました。鱒沢小学校では、全校児童34人で来週月曜日から元気に小学校生活をスタートすることになります。また、遠野小学校と花巻清風支援学校遠野分教室小学部の入学式もきょう(6日・金曜日)、行われました。今年度、遠野小学校に入学した1年生は、男子20人、女子24人、合わせて44人。また、遠野分教室小学部は、男子2人です。生花のカーネーションを胸に付けた1年生は、お父さんやお母さんなどの温かい拍手に迎えられながら会場に入りました。そして、担任の先生から名前を呼ばれると元気よく返事をしました。続いて、坂下明洋校長が「あいさつ・返事・後片付け、これらの約束を守って楽しい学校生活を送ってください」とあいさつをしました。また、花巻清風支援学校の遠藤寿明校長は「自分らしさを存分に発揮して頑張りましょう」とあいさつしました。式では、入学祝い品としてPTAや交通安全母の会などから歯磨きセット、黄色い帽子、スケッチブックが贈られました。入学式が終わると引き続き1年生を迎える会が開かれました。児童会長のあいさつの後、2年生が遠野小学校で勉強することなどを紹介しました。また、40年近く遠野小学校で行われている「遠野の里の物語」で1年生がこれから練習して発表することになるカッパの物語についても紹介されました。入学できた喜びを噛みしめながら1年生は、小学校生活を歩み始めました。なお、今年度遠野小学校は、全校児童257人、遠野分教室小学部は、11人でスタートしています。

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