2018年3月20日放送

「小さな親切」実行章 なでる牧場

ぽかぽか陽気となった先週木曜日(15日)、上郷町の「なでる牧場」で「小さな親切」運動の表彰が行われました。身近にいる親切な人などを表彰している「小さな親切」運動岩手県本部は、先週木曜日、「なでる牧場」を表彰し、「小さな親切」実行章を贈りました。「なでる牧場」は、子どもたちが動物と触れあえる「動物園を作ろう」という思いをきっかけに、およそ8年前の平成22年、上郷町の有志たちによって開園しました。上郷小学校の近所で通学路でもあるこの場所は、元々、見通しが悪い荒れ地で、防犯環境を整えてあげたいというスタッフの思いもあって、1年がかりで整地され、今では、子どもたちが喜んで立ち寄ってくれているということです。特にも、上郷小学校の児童たちがお昼時間やふれあい学習で遊びに来てくれたり全校遠足では、「なでる牧場」のスタッフが引くポニーの馬車に乗ったりと動物たちとの触れあいを楽しんでいます。開園当時は、ポニー1頭とヤギ2匹でしたが、現在は、ポニーが9頭、ヤギが7匹、その他にもうさぎやカメ、にわとりなど、仲間がだんだん増えて賑(にぎ)やかになっています。今月9日(金曜日)には、ヤギの3つ子が生まれ、5月か6月頃には、ポニーの「さくら」から赤ちゃんが生まれる予定です。今回、「小さな親切」実行章に「なでる牧場」を推薦した上郷小学校の佐藤健一校長は、子どもたちが楽しみにしている動物との触れあいの場をスタッフのみなさんが当たり前のように作ってくれていることに、感謝の思いを話していました。

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