2018年3月16日放送

市内小学校卒業式

市内の小学校できょう(16日・金曜日)、卒業式が行われました。きょうは、綾織、土淵、鱒沢の3つの小学校で卒業式が行われました。この内、土淵小学校では、9人の卒業生が門出の日を迎えました。真新しい制服などに身を包んだ卒業生たちは、保護者や来賓、在校生の拍手に迎えられ入場しました。式では、担任の先生から卒業生一人ずつの名前を呼び上げられると、卒業生たちは、元気に返事をして、阿部真由子校長から卒業証書を受け取りました。実はきょう、卒業生たちが受け取った卒業証書は、ホップの里、遠野で卒業した証にしようと、ことし1月に緑峰高校草花研究班の生徒たちから指導を受け卒業生たちが制作したホップ和紙で作られました。世界で一つだけのホップ和紙で出来た卒業証書を受け取った卒業生たちは、今までの感謝を伝えながらお父さん、お母さんにその卒業証書を手渡しました。続いて、9人の卒業生を前に阿部校長が式辞を述べ、「これから始まる中学校生活では、何事にもチャレンジし、結果が出なければ出るまで何度でも挑戦してほしい」とはなむけの言葉を送りました。この後、卒業生たちは、小学校での思い出をはじめ、お世話になった先生、家族、地域の人たちにメッセージと歌で感謝を伝えました。また、土淵小学校の廊下や保護者控室には、ホップ和紙制作に協力した緑峰高校から贈られた色とりどりの鉢花やホップ和紙制作の様子などの写真が飾られ、卒業式に華を添えていました。9人の卒業生たちは、6年間の思い出を胸に通い慣れた学び舎を巣立って行きました。

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