2018年3月15日放送

遠野みらい創造デザイン推進チーム検討結果報告会

遠野市の職員による研修参加報告会と遠野みらい創造デザイン推進チーム検討結果報告会が今週月曜日(12日・月曜日)市役所本庁舎で開かれました。市では、第2次総合計画や、遠野スタイル創造・発展総合戦略に掲げる遠野みらい創造デザインをより着実に推進するため、去年11月に、中堅の市職員を中心とする30人で3つの「推進チーム」を立ち上げました。推進チームは、さまざまな部署の職員で構成され、総合計画の共通優先方針である「産業振興・雇用確保」「少子化対策・子育て支援」「まちづくり」の3つに分かれ、この日の発表に向けて遠野のよりよい未来を目指して話し合いを重ね、アイデアをまとめてきました。このうち「産業振興・雇用確保」の推進チームでは、12人の市職員が6つのみらい創造デザインについて検討を重ねてきました。この日は、遠野が盛り上がる取組み「遠盛」としてさまざまな提案をしました。続いて「少子化対策・子育て支援」の推進チーム9人は、2つのみらい創造デザインについアイデアを考え、この日は、子育てをする家庭の負担軽減のための子育て支援拠点「わらすっこの城」などについて提案しました。最後に「まちづくり」の推進チーム9人は、2つのみらい創造デザインについて検討を重ね、地区センター職員から聞き取りをした結果をもとに、現代版「でんでらの」を地区センターに設置するなどのアイデアを発表しました。発表が終わると、各部長や課長などから感想や質問があげられ、市職員たちは、意見交換をしながら総合力で遠野の活力を見出そうと、さらなる取り組みへの決意を新たにした様子でした。20代から40代の若い職員ならではのアイデアや各班の工夫を凝らした発表に、本田市長は「新しい感覚で、遠野みらいデザインにどのような角度から光を当ててもらえるか期待していたが、その期待にこたえてくれたプレゼンテーションだった」と講評しました。なお、この日は、東北六県中堅職員研修などに参加した職員からの報告もあり、市職員全体で情報共有を図っていました。

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