2018年3月14日放送

空手道講習会

空手道の審判員や指導者に向けた講習会が先週土曜日(10日)市民体育館で開かれました。空手道の形は、会派や流派ごとに形が違うため、全日本空手道連盟が大会での形を指定し、統一をしています。岩手県では、ことしの4月以降の大会から全日本空手道連盟が指定する形で判定されるため、審判員や指導者に改めて形の確認をしてもらおうと、岩手県空手道連盟が今回初めて講習会を開きました。講師を務めたのは、おととし開催された希望郷いわて国体の空手道競技・成年男子形個人戦で優勝した綾織町の在本幸司さんです。空手道の指導者向けの教本にも関わった経験を持つ在本さんは、希望郷いわて国体が自身の成長のきっかけになったことから、「岩手で恩返しがしたい」と講師を引き受けたということです。この日は、県内の空手道の審判員や指導者およそ20人が参加し、基本の形を中心に在本さんから指導を受けました。講習会では、在本さんが一つ一つの動きの意味を説明しながら、体の使い方などについて実演を交えて指導しました。参加した人は、今後の指導に生かすため在本さんの丁寧な説明を聞きながら、真剣な表情で形の確認をしていました。なお、岩手県空手道連盟では、今後も審判員や指導者に向けた講習会などを開催していきたいとしています。

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