2018年3月13日放送

緑のふるさと協力隊 離任あいさつ

今年度緑のふるさと協力隊として市内で活動してきた隊員が、きのう(12日・月曜日)本田市長に離任のあいさつをしました。離任のあいさつのため市長室を訪れたのは、今年度の緑のふるさと協力隊・北道梓さんです。緑のふるさと協力隊は、農山村に興味を持つ若者が、地域再生に取り組む地方自治体で1年間暮らしながら、地域に密着したさまざまな活動をするプログラムです。北道さんは、15代目の緑のふるさと協力隊として宮守町・達曽部で生活をしながら米の栽培やわさびの収穫などの農作業のほか、下郷さんさと湧水神楽といった伝統芸能にも取り組み、地域の人達と交流を深めてきました。「遠野の人と接すると、温かい気持ちになることが多かった」と話す北道さんは、月に一回、地元の高齢者が集う「達曽部サロン」で一緒に話をするのが一番楽しかったと一年間の活動を振り返っていました。離任のあいさつを受け、本田市長は、「農業や郷土芸能など多くの事をがんばってくれた。この一年で得たことを今後も生かしてほしい」と遠野を離れる北道さんにエールを送っていました。なお、北道さんは、あす(14日・水曜日)まで遠野に滞在し、今週土曜日(17日)に東京で行われる総括研修で1年間の活動について報告するということです。

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