2018年3月12日放送

祈りの灯火2018

東日本大震災7周年行事「祈りの灯火2018あなたに届けたい」がきのう(11日・日曜日)行われ、遠野市内のランナーが陸前高田市から盛岡市までを走り抜きました。「震災を忘れていない」とメッセージを伝えようと陸前高田から盛岡まで走ったのは、大工町の善明寺の僧侶江本英卓さんです。江本さんは、陸前高田にある希望の灯りから火を採り、盛岡で行われる祈りの灯火2018の会場まで届けようと180kmを走りました。前日の10日、江本さんは、遠野から陸前高田まで走って行き、きのうの午前4時30分に陸前高田を出発したということです。去年は、釜石の火を盛岡まで走って届けた江本さん、ことしは、さらに距離が長くなったものの「震災を忘れないために」という強い気持ちで臨みました。また、江本さんが東京にいた時マラソンの指導を受けたという人も応援にかけつけていました。途中、江本さんが休憩に訪れた市役所本庁舎では、本田市長をはじめ市の幹部職員、地域のお母さんたちが集まり応援の気持ちを込めた出発式が行われました。たくさんの声援を受けた江本さんは、「頑張って盛岡までたどり着きます」と力強く約束しました。この後、江本さんは順調に走り、きのうの午後4時半ごろ無事、盛岡に到着し陸前高田からの火を届けたということです。

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