2018年3月7日放送

町家で楽しむ女子神楽

遠野町家(まちや)のひなまつり最終日となった今週日曜日(4日)、一日市商店街の旧三田屋(さんたや)で町家で楽しむ女子神楽が開かれました。このイベントは、遠野町家のひなまつりを盛り上げようと遠野文化研究センターと市内神楽保存会の女性の舞い手で組織した実行委員会が主催し、ことしで3回目を迎えます。この日は、宮守町の鱒沢(ますざわ)神楽、小友町の外山(そとやま)神楽、そして土淵町の飯豊(いいとよ)神楽の3つの保存会が出演し、12人の女性の舞い手が6演目を華麗に披露しました。また、演目の中では、男性顔負けの激しい舞やこの女子神楽のために40年ぶりに復活したという優雅な女神(めがみ)の舞などを披露し、観客を魅了していました。伝統的には、男性の舞い手が中心となる神楽ですが、会場に足を運んだおよそ170人の観客は、ひなまつりの季節を彩る女子神楽をじっくりと堪能した様子でした。なお、「町家で楽しむ女子神楽」の模様は、来月、4月7日と8日の2日間、遠野テレビ11チャンネルで放送する予定です。

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