2018年3月7日放送

みんなの未来共創プログラム最終発表会

みんなの未来共創(きょうそう)プログラムの最終発表会が今週日曜日(4日)、遠野みらい創りカレッジで開かれました。このプログラムは、遠野市内をフィールドとして市内や首都圏などの企業・団体・地域住民が共同でさまざまな課題に対する未来の夢を語り、その実現を目指すことを目的に開かれました。ことしに入ってからこれまでに、フィールドワークや市民との対話会が行われ、この日の最終発表会には、市内外の企業や地域の人などおよそ40人が参加しました。発表は、アイデアが実現した5年後の新聞記事を書く「未来新聞」という形で行われ、遠野盆地をキャンバスにした田んぼアートや、空き家を利用した自立支援住宅モデルルームの開設など、7つの「未来新聞」が発表されました。この中で、小友町のテンポ社・松田篤さんが書いた「未来新聞」には、遠野のみならず、県内各地で障がい者就労のための就労訓練センターが充実し、成年後見人(こうけんにん)によるバックアップ体制が構築されるなどといった、誰もが生きがいを感じられる活気のある未来の様子が描(えが)かれていました。松田さんは、「未来新聞」を読み上げ、このプロジェクトに参加したことを励みに夢の実現を目指したいと意気込んでいました。なお、遠野みらい創りカレッジでは、来年度・平成30年度もこのプログラムを開催するということです。

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