2018年3月2日放送

ふれあい福祉のつどい

ふれあい福祉のつどいが先月24日(土曜日)あえりあ遠野で開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。ふれあい福祉のつどいは、地域福祉を推進するためお互いの活動を理解し合うとともに、福祉について学び交流を深めようと遠野市社会福祉協議会が今回初めて開催しました。この日は、医療関係者や福祉事業者などおよそ280人が参加しました。初めに、がんなどの患者や家族、終末期の高齢者などの身体的・精神的ケアに取り組んでいるふじ内科クリニックの内藤いづみ院長が講演しました。内藤さんは、自身が在宅ケアに関わった経験について触れながら患者の命を支えるために周りの人は何ができるかなどを話したということです。続いて、実践報告として市内で療養介護に携わっている人たちが、自身の経験から感じた医療チームとの連携や認知症の問題などについて話したということです。参加者の中には、涙を流しながら講演を聞いていた人もいて、今後の地域福祉のあり方について考えを巡らせている様子だったということです。なお、ふれあい福祉のつどいは、今後、2年に一回開かれている遠野市社会福祉大会と交互に開催するということです。

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