2018年3月1日放送

損害保険会社 遠野市に寄付金を贈る

遠野市の子育て施策などに役立ててほしいと、きのう(28日・水曜日)損害保険会社から遠野市に寄付金が贈られました。きのう、とぴあ庁舎を訪れたあいおいニッセイ同和損害保険では、役員や職員が気軽に社会貢献できる任意の募金制度「MS&ADゆにぞんスマイルクラブ」を平成13年度に設立し、この募金と会社からの支援金を、災害への備えに取り組む自治体を始めさまざまな団体に寄付しています。平成26年度には、車いすや福祉車両、遊具・スポーツ用品など、全国の277団体へ寄付したということです。この損害保険会社と遠野市は、去年12月に地方創生の連携に関する協定を締結していて、ことし1月には、市内に務める保育士を対象にした教育現場における危険予知訓練の研修会が開催されています。また、東日本大震災発生後には、遠野市に会社の支援拠点を置き活動した経緯もあるということです。これらのことが縁で、遠野市の子育て施策などにぜひ募金を活用してほしいという岩手支店の佐藤裕則支店長などの思いから、今回、遠野市への寄付に至ったということです。また、この損害保険会社では、子どもたちの安全を守り、新入生などに交通マナーを身につけてもらう道具として、交通安全の黄色い旗を作っているということで、きのうは、寄付金の25万円とあわせて黄色い旗10本を遠野市に贈りました。佐藤支店長から「遠野市の子どもたちの安全・防災のために役立てていただければ」と目録を受け取った本田市長は「これからの遠野の子どもたちのために、いろいろな面で活用させていただきます」と感謝していました。なお、この損害保険会社では、今年度、岩手県内では遠野市を含め6団体へ寄付したということです。

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