2018年3月1日放送

遠野ホップ生産振興共進会

遠野ホップ生産振興共進会の表彰式がおととい(26日・月曜日)JAとおのライフサービス生活センターで行われました。この共進会は、高い実績を上げた生産者を表彰し、ホップ生産を振興しようと毎年開かれています。総合部門では、参加資格をクリアし、10a当りの販売額が高かった9人が表彰されました。表彰は、栽培面積の広さによって3つに分けて行われ、50a以下では、青笹支部の細川巖さん、51aから100a以下では土淵支部の似田貝亨さん、101a以上では、上郷支部の菊池重光さんがそれぞれ1位に輝きました。また、総販売額部門では、総販売額500万円以上の参加資格をクリアした上位5人が表彰され、総販売額が1000万円以上だった上郷支部の菊池重光さんが1位に輝きました。これに引き続き、9つの関連表彰のほか、婦人部増産コンクールの表彰も行われました。遠野ホップ農業協同組合によりますと、遠野市の平成29年産ホップは平年を上回る豊作となり、生産量はおよそ43.6トン、総販売額はおよそ1億500万円となっています。10a当りの反収については、平成28年産と比べて5割増え、過去最高生産実績を上げた品種もあったということです。この日、集まった人たちは、互いにこれまでの労をねぎらいながら、平成30年産のホップ生産に向けて意欲を高めていました。

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