2018年2月23日放送

遠野町家のひなまつり

遠野町家(まちや)のひなまつりのオープニングセレモニーが、きょう(23日・金曜日)本庁舎で行われ人間ひな飾りがお披露目されました。遠野町家のひなまつりは、子どもの健やかな成長を願い代々大切に受け継がれてきたおひな様などを一般公開する定着した行事になっています。きょうは、本庁舎でオープニングセレモニーが行われ、遠野商工会女性部の松田和子部長があいさつした後、遠野市立博物館の学芸員がひなまつりについて講話しました。続いて今回、初めての試みとなる人間ひな飾りがお披露目されました。この人間ひな飾りは、遠野商工会女性部が中心となり着物や道具を持ち寄ってひな壇を完成させました。お内裏様を遠野新町(しんまち)郵便局の菊池圭一郎局長が、おひな様を遠野郵便局の菊池瑞枝さんが務めたほか、遠野商工会のメンバーなどが三人官女と五人囃子(ばやし)に扮して訪れた人たちを楽しませていました。遠野町家のひなまつりでは、58の会場で古(ふる)びなの特別公開や、ひなまつりにちなんだ特別メニューなどを楽しむことができます。このうち、中央通りの千葉家具店では享保雛(きょうほびな)の中でも特に大きいとされる高さ58cmの人形が飾られています。また、遠野郵便局と遠野新町郵便局では地域の園児が手作りした個性豊かなひな飾りを見ることができます。遠野町家のひなまつりは、遠野駅周辺の商店街を中心に来月4日(日曜日)まで開催される予定です。

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