2018年2月20日放送

3月市議会定例会開会

3月の遠野市議会定例会がきょう(20日・火曜日)開会し、平成30年度遠野市一般会計予算案など66件の議案が提出されました。きょうから開会した遠野市議会定例会本会議では、初めに会期の日程を来月、3月9日までの18日間とすることが決まりました。続いて本田市長が施政方針演述を行い、ことしで三年目、中間年となる第二次遠野市総合計画」の着実な推進と果敢な挑戦、そして、堅実な運営に努めていきたいと新年度に向けての決意を述べました。また、中浜教育長が教育行政推進の基本方針の中で、主要な施策の重点として「就学前教育の充実」、「学校教育の充実」、「高等学校への支援」など7つの項目を挙げ、取り組んでいくことを述べました。この後、飛内副市長が、遠野市が市議会定例会に提出する66件の議題について説明をしました。この内、今年度、平成29年度一般会計補正予算案については、大雪により除雪および排雪経費予算の不足が見込まれたため、今月7日に、歳入歳出にそれぞれ1億円を追加し、総額を188億4965万7000円として、専決処分を行ったということです。また、補正予算第6号案の概要については、歳入歳出にそれぞれ1億7432万9000円を追加し、総額を190億2398万6000円とするとしています。これは、産業振興と雇用確保に関する施策を総合的に推進するための遠野市産業振興条例を制定し、それに併せて創設される産業振興基金の積立金などに充てられることによるものです。また、来年度平成30年度の一般会計予算案を仕事、子育て、地域、まるごと応援予算」と位置づけ、予算の総額を今年度より1000万円少ない、177億8000万円としています。特徴としては、「産業振興・雇用の確保」、「少子化対策・子育て支援」、「小さな拠点づくり」の主要事業におよそ35億3900万円計上するとしています。3月遠野市議会定例会は、来週26日・月曜日と27日・火曜日に10人の議員による一般質問と、28日からの予算等審査特別委員会、来月2日に本会議と予算等審査特別委員会を経て、最終日となる9日に本会議が開かれ、来年度の予算案などの採択が行われることになっています。

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