2018年2月19日放送

しし踊り引き継ぎ会

上郷小学校で先週金曜日(16日)しし踊り引き継ぎ式が行われ、伝統の上郷しし踊りが6年生から後輩たちに引き継がれました。上郷小学校では、伝統を守り伝えていこうと上郷しし踊りを授業に取り入れ、運動会や遠野まつりでその成果を披露しています。引き継ぎ式には、全校児童と先生たちのほか、踊りを指導してくれている保存会の人や児童の家族なども立ち会い、見届けました。まずは、6年生が、上郷小学校で踊る最後のしし踊りを披露しました。このあと、6年生から後輩たちに刀やしし頭などこれまで愛用した道具が手渡されました。受け取った後輩たちは、6年生からしし頭をかぶせてもらって準備が整うと、5年生以下の児童たちが一斉に、これまで練習してきた成果を披露しました。児童たちは、6年生に負けない踊りで成長ぶりを披露し、集まった人たちから拍手をもらい、しっかりと伝統を受け継ぎました。引き継ぎ式のあとは、感謝の会が開かれ、児童たちは、上郷しし踊り保存会を初め近所のなでる牧場」の人など日頃から自分たちを支えてくれている人たちに感謝の気持ちを伝えようと、手紙を手渡しました。児童から心のこもった手紙をもらった人たちは、嬉しそうな表情を浮かべ、自分たちも児童からいつも元気をもらっていることなどを話し、感謝の気持ちを伝えていました。

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