2018年2月2日放送

学校保健会研究大会

遠野市学校保健会研究大会が、きのう(1日・木曜日)あえりあ遠野で開催されました。この大会は、心身ともに健康でたくましい幼児や児童・生徒の育成を目指すとともに、具体的な実践活動を通して問題解決を図ろうと、遠野市学校保健会や遠野市医師会などが毎年開いています。きのうは、市内の小中学校の教職員やPTAなどおよそ140人が参加しました。初めに、もりおかこども病院の小児科医佐々木朋子さんが食物アレルギー〜正しい知識があれば食物アレルギーは怖くない〜」と題して講演しました。また、講演の中では、全身のアレルギー反応で、血圧や意識状態が低下するアナフィラキシーショック状態に陥った場合の応急処置方法などについても説明がありました。参加した人たちは、有事の際の対処方法について改めて確認しながら、アレルギーについて、正しい知識をもつことの大切さを実感していました。続いてのパネルディスカッションでは、保育協会の多田千明さん、学校給食センターの菅原史子さん、保護者代表として遠野小学校PTAの荒矢さやかさんが、子どものアレルギーとの向き合い方について、それぞれの立場からの意見や対応策について話しました。参加した人たちからは、各機関が連携をしながら情報の共有を図っていくことの必要性を感じた」などの感想があがっていました。

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