2018年2月1日放送

緑峰高校で啓発講座「消費者センスを身に付けよう!」

消費者センスを身に付けてもらおうと、きのう(1月31日・水曜日)、緑峰高校の1年生を対象とした啓発講座が開かれました。この講座は、高校生たちに契約に関する基礎知識や悪質商法などを知ってもらうことで、社会に出た時に消費者トラブルに巻き込まれないための術を学んでもらおうと、遠野市消費生活センターが開きました。緑峰高校の1年生を対象に開かれたきのうの講座では、遠野市の消費生活相談員、海老子川清子さんと白岩喜美代さんの2人が講師を務めました。初めに海老子川さんが消費者庁の消費者教育の冊子を使いながら店で商品を買ったが、使う前に不要になった。解約できる?」などといったクイズを出しながら、契約についてわかりやすく説明していました。また、クーリング・オフ」や未成年者による契約の取り消しができる未成年者取消し」の制度があることにも触れ、トラブルに巻き込まれてしまった時の対応方法も解説していました。そして、ここ最近、増加傾向にあるとして、通信販売のトラブル、実在する会社名や代表取締役名を名乗って高額な代金を請求する架空請求の手口も紹介され、白岩さんが生徒たちに注意を呼びかけていました。この講座を通じて生徒たちは、社会に出た時の消費生活について参考にした様子でした。なお、遠野市消費生活センターでは、契約についてトラブルに巻き込まれてしまった時は、一人で悩まず、できるだけ早めに相談してほしいと呼びかけていました。

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