2018年1月30日放送

遠野郷神楽共演会

遠野郷神楽共演会がおととい(28日・日曜日)、たかむろ水光園で開かれました。ことしで25回目となる神楽共演会は、市内の神楽保存会が舞を披露し合うことで切磋琢磨し、地域に伝わる芸能を伝承していこうと毎年この時期に開かれています。共演会の冒頭、去年11月の火災により神楽道具一式を焼失した鷹鳥屋神楽保存会を応援しようと、平倉神楽保存会から太鼓のバチが贈られました。会場となったたかむろ水光園では、およそ150人が訪れる中、遠野市内の11団体が参加し鳥舞」や岩戸開舞」といった全部で16演目の華麗な舞を披露しました。その中、宮守町達曽部の湧水神楽保存会は、テンポが速く軽快な舞が特徴の三番叟舞」を披露しました。踊り手は、去年4月から緑のふるさと協力隊として活動している北道梓さんが務め、この日のために去年11月から練習してきた成果を神楽に込めながら舞っていました。この他にも共演会に参加した11団体による多彩な演目に訪れた人たちは、魅了されていました。なお、遠野テレビでは、遠野郷神楽共演会の模様を前編、後編に分けて来月放送する予定となっています。

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