2018年1月25日放送

保育・教育現場における危険予知訓練研修会

保育・教育現場における危険予知訓練の研修会がきのう(24日・水曜日)、市役所東舘庁舎で行われました。遠野市は、去年12月に地方創生の連携に関する協定を締結したあいおいニッセイ同和損害保険の協力で今回、締結後初めてとなる研修会を開きました。初めに、遠野市子育て総合支援センター多田博子所長とあいおいニッセイ同和損害保険の佐藤裕則岩手支店長があいさつしました。今回、開かれたのは、市内の保育園幼稚園で実務を担当する保育士を対象にした保育・教育現場における危険予知訓練の研修会で、25人が参加しました。危険予知訓練は、危険」に気づく能力(気づきの感性)を高めるために合理的に確立された教育・訓練手法です。講師は、事故を起こさないためにはどうすればいいかを専門に研究しているインターリスク総研の依田麻衣子さんが務め、参加者に訓練の手順を説明しました。依田さんから手順を聞いた参加者たちは、イラストを見ながら現場に潜むさまざまな危険」を自分で見つけたあと、グループで協議し、想定される事故と防止策を出し合いました。参加者たちは、同じ保育の現場で働く仲間とコミュニケーションをとりながら危険なポイントを他の人と共有し合うことで自分では気づかなかった危険」についても確認していました。依田さんはイラストに色々な問題や過程を付け加えたり繰り返し実践したりすることで新たな発見がでてくると思います」コミュニケーションにもなるので、危険予知訓練を職場でも活用していってほしいです」と参加者たちに伝えて研修会を締めくくっていました。なお、市では、あいおいニッセイ同和損害保険の協力で今後もさまざまな分野での研修会などを企画していくということです。

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