2018年1月25日放送

市長記者懇談会 芥川賞・若竹さんに市民栄誉賞

市長記者懇談会がきょう(25日・木曜日)開かれ、芥川賞の受賞が決まった若竹千佐子さんに遠野市民栄誉賞が贈られることなどが発表されました。本田市長は、きょうの記者懇談会で、第158回芥川賞受賞が決まった若竹千佐子さんに、遠野市民栄誉賞を贈ると発表しました。若竹さんは、上郷町に生まれ、釜石南高校を経て、岩手大学教育学部を卒業。結婚後、30歳で上京し、50代から本格的に小説を書き始めました。去年9月には、第54回文藝賞を受賞、そして、今月、第158回芥川賞の受賞が決まったことを受けて、これらの栄誉がたたえられ、遠野市民栄誉賞が贈られることに決まりました。遠野市民栄誉賞は、旧宮守村との合併前を含め、これまで2個人・1団体に贈られており、若竹さんの遠野市民栄誉賞受賞は、平成19年11月に岸田袈裟さんが受賞して以来10年振り、個人での受賞は3人目となります。本田市長は『遠野としてこれほど喜ばしいことはない。遠野の人」としての芥川賞受賞を市民共々喜び合いたい』と述べていました。なお、遠野市民栄誉賞の表彰式などの日程は、今後、若竹さんと調整するということです。他に、市民センターなどの利用促進に係る4者連携協定」についての発表もありました。これは、市民センターエリアおよび各地区センターなどにおいて、関連する4団体が連携協定」を結ぶことにより、より一層、施設の利用促進と地域の活性化を図ろうとするものです。協定を締結するのは、遠野市教育文化振興財団、遠野施設管理サービス、遠野みらい創りカレッジ、遠野市の4団体で、各団体のノウハウやマンパワーを理解し、尊重しながら、人づくり」地域づくり」健康づくり」に取り組みます。なお、協定書の取り交わしは、来月行われる予定です。このほか、きょうは、4つの項目について発表がありました。本田市長は、遠野小学校の南側の区域で実施していた稲荷下第二地区土地区画整理事業が完成したと発表しました。この事業は、遠野市が平成12年度から総事業費47億2千万円で、19・7haの土地区画整理を進めてきたものです。この完成を記念した式典と祝賀会は、来月11日に開催されるということです。また、去年9月に姉妹都市を締結したアメリカ・チャタヌーガ市に今月9日から4泊6日の日程で、本田市長を初めとした公式訪問団6人が派遣され、その活動内容について報告がありました。公式訪問団は、チャタヌーガ市のアンディ・バーク市長などが去年遠野を訪れたことや中高生交流での受け入れ校へのお礼、両市長などによる記念樹の植樹、また、中高生による教育交流の拡大に加えて、他の分野での交流のあり方について協議したということです。なお、公式訪問団および中学生海外派遣団による報告会が、来月5日に市役所本庁舎で開催されるということです。市長記者懇談会の模様は、きょうからあさって(27日・土曜日)までの3日間、遠野テレビ10chで放送する予定となっています。

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