2018年1月19日放送

遠野市空家等対策協議会

1回目となる遠野市空家等対策協議会がきのう(18日・木曜日)とぴあ庁舎で開かれました。遠野市空家等対策協議会は遠野市の空き家が増加傾向にあり、防災や衛生など地域住民の生活環境に影響を及ぼすことから、遠野市空家等対策計画を作成しようと設立されました。きのうは、地域住民や建築関係の学識経験者など委員10人が出席し、初めに本田市長から委員に辞令が交付されました。続いて会長を務める本田市長が移住・定住に対応できるよう、また、解体してもその土地を有効活用できるよう前向きに考えていきたい」とあいさつした後、市内の空き家の現状や課題などについて確認しました。市によりますと、平成28年度末現在市内に空き家は598棟あり、このうちおよそ7割が利用可能な状態にあるということです。現状について説明を受けた委員からは、今ある空き家だけでなく、これから発生する空き家の対策もしていかなければならない」民泊やシェアハウスといった多面的な使い方が出来るのでは」といった意見や提案が上がっていました。なお、次回の協議会は3月に開かれる予定で、市では平成30年度中の遠野市空家等対策計画の策定に向けて協議を進めていくということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.