2018年1月17日放送

上郷出身 若竹千佐子さん・芥川賞受賞

第158回芥川龍之介賞の選考委員会がきのう(16日・火曜日)、東京で開かれ、上郷町出身の小説家若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」が受賞しました。去年、新人の登竜門・文藝賞を受賞した若竹さんは、先月、市立図書館で開催されたトークイベントで芥川賞の発表を心待ちにしていました。夫に死なれ子どもとは疎遠、新たな「老いの境地」を描いた感動作「おらおらでひとりいぐも」、きのう開かれた選考委員会で芥川賞の授賞作に決まりました。市内でも若竹さんの芥川賞を喜ぶ声が聞かれました。若竹さんと小学3年生から中学3年生まで同じクラスだったという林崎俊勝さん。今回の大きなニュースをとても喜んでいました。若竹さんの親戚にも話を伺いました。また、市立図書館では、若竹さんの芥川賞を受け、特設コーナーの整備などを行っていました。なお、本田市長は「デビュー作でこのような栄えある賞を受賞され市民ともども心から喜んでいます。今後もより一層の活躍を心からお祈りしています」とコメントしています。なお、若竹さんの芥川賞の贈呈式は、来月下旬ということです。

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