2018年1月15日放送

大府市を訪れた児童交流使節団解散式

愛知県大府市で児童たちと交流を深めた遠野市使節団が、先週土曜日(13日)遠野に到着し、解散式が行われました。愛知県大府市の児童との交流は平成20年から始まり、10回目を迎えました。遠野市使節団の23人は、「関わる・学ぶ・伝える」を目標に、先週11日(木曜日)に遠野を出発しました。1日目は、大府市役所で歓迎式典が開かれ、市役所の職員が総出で花道を作り笑顔で児童たちを出迎えてくれたということです。夕食会では、去年8月に遠野市を訪れた大府市使節団と久しぶりの再会を果たし、楽しいひとときを過ごしたということです。2日目は、大府市立神田小学校で交流会が開かれ、ドッジボールなどでたくさんの人たちと関わり、大府市歴史民俗資料館などでは、大府市の歴史についても学ぶことができたということです。また、数多くのオリンピック代表選手を輩出している至学館(しがくかん)大学で、レスリング部の練習風景を目の前で見学したということです。先週13日、遠野市使節団は、2泊3日の行程を無事に終えて遠野に到着し、保護者や学校の先生たちが温かな拍手で児童たちを迎え入れました。解散式では、団員を代表して小友小学校6年の佐々木英人君が2泊3日の研修を振り返りました。続いて、団長を務めた遠野小学校の坂下明洋校長が「今まで気がつかなかった自分に気づかされた3日間だったと思います。これからの自分にどう生かそうか、それをぜひ学校の友達などに伝えてください」とあいさつしました。最後に、中浜教育長が「使節団として立派に役割を果たし、元気に帰ってきたことをとても嬉しく思います。3学期も皆さんの活躍を期待しています」とあいさつしました。使節団の団員たちは、充実した3日間をともに過ごした仲間たちと互いに握手を交わし、名残惜しそうにしながらも感謝の気持ちを伝え合っていました。

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