2018年1月11日放送

青笹町で小正月行事

青笹町にあるあおざさ子育て村できょう(11日・木曜日)小正月行事が行われました。あおざさ子育て村は、地域をあげて子育てを応援しようとおよそ10年前に青笹保育園と児童館、地区センターで構成され、夏祭りやしめ縄作りなどのイベントを通して交流を行っています。きょうは、青笹町老人クラブ連合会の協力で、子どもたちがみず木団子づくりなどのさまざまな伝統行事を体験しました。おじいちゃんおばあちゃんと一緒に参加した青笹保育園の4歳児は、初めに、みず木団子づくりに挑戦しました。赤・黄色・緑に色づけされた団子を園児たちは上手に丸めていました。団子がゆで上がると、園児たちは、老人クラブの会員に団子の飾り方を教えてもらいながらおよそ4メートルに伸びたみず木に、五穀豊穣を願う手作りの飾りなどと一緒にまんべんなく飾っていき、色とりどりのみず木を完成させていました。つづいて、5歳児も加わり、伝統行事の「カラスよばり」について、話しを聞きました。話しのあと、もちを受け取った園児は、外に出て、カラスが来てくれるように呼びかけながらもちを投げていました。また、豊作を願う「お田植え」も行われ、青笹児童館の児童たちが豊作を願って苗に見立てた松の葉を雪の上に植えていました。児童たちは、木の臼とキネを使った餅つきにも挑戦し、世代間の交流を深めながら伝統行事に親しんでいた様子でした。最後は、みんなで「いただきます」をして、つきたての餅や温かいとん汁などを食べ、子どもたちは、大満足の表情を浮かべていました。

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