2018年1月4日放送

遠野高校サッカー部全国大会で健闘

先月開幕した第96回全国高校サッカー選手権大会で、おととい(2日・火曜日)初戦を迎えた遠野高校は、岡山県代表の作陽高校と対戦しましたが、惜しくも敗れてしまいました。遠野高校の初戦の試合会場となった埼玉県の浦和駒場スタジアムには、首都圏に住むOBや卒業生などが集まっていました。ベスト8進出を目標に5年連続27回目の全国大会出場となる青と白のユニフォーム遠野高校は、2回戦で岡山県代表の作陽高校との初戦に臨みました。試合が動いたのは前半26分、作陽高校の猛攻をしのごうと決死の守備を見せていた遠野ですが、相手にPKを与えてしまい、先制点を奪われてしまいます。さらに前半38分には、フリーキックのこぼれ球を押し込まれ、0対2と大きくリードを許してしまいます。後半、2点ビハインドの遠野は、選手交代と4バックから3バックへのシステム変更を試み、点を奪いに出ます。そして後半29分、フォワードの立花選手がペナルティエリアでドリブルを仕掛けたところを倒されPKを獲得。これをキャプテンの原選手がしっかりと蹴り込み、1点を返します。その後もディフェンスラインからのロングフィードのこぼれ球で立花選手が決定的な場面を迎えますが、惜しくも決めることが出来ません。さらに猛攻を仕掛ける遠野でしたが、相手の堅い守りを崩すことができず、結果、1対2で敗れ2大会連続の初戦突破とはなりませんでした。試合終了後、最後まで走りぬいた選手たちにスタンドから健闘をたたえる拍手が贈られていました。

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