2017年12月27日放送

いわて農林水産躍進大会受賞を報告

先週盛岡市で開催されたいわて農林水産躍進大会で表彰された個人や団体がきのう(26日・火曜日)本田市長に受賞の報告をしました。いわて農林水産躍進大会は、意欲ある担い手の育成と地域の特性を生かした産地作りを推進し、うるおいにあふれた地域づくり活動や生産者の経営意欲の喚起を目的にいわて農林水産振興協議会と岩手県が開きました。大会当日は、農林水産業や農山漁村の振興などに取り組んだ個人や団体の表彰が行われ、遠野市からは2個人と2団体が受賞しました。きのうは、受賞者がとぴあ庁舎を訪れ、本田市長に受賞の報告をしました。松崎町のりんご農家・多田貴之さんとさおりさんは、りんごの通年販売を目的に干しりんご」の商品化や、農業大学生などの視察を受け入れ未来の担い手の育成活動に貢献しているとして明日を拓く担い手賞」を受賞しました。宮守町の米農家・宇夫亮さんは、地域の農地の集積を図り、適切に管理していくことで遊休農用地や荒廃農地の拡大防止に貢献しているとして意欲ある担い手賞」を受賞しました。松崎町の谷地高瀬活動組織は、不在地主との連絡体制を確保し、地域全体で農地の保全管理に努めているほか、害虫駆除と豊作祈願の伝統行事馬っこつなぎ」を復活させるなど農村文化の継承にも積極的に取り組んでいるとして岩手県農地・水環境保全向上活動モデル賞」を受賞しました。青笹町のリンデンバウム遠野は、陸前高田市森林組合事務所を施工する際全て陸前高田市産の杉を使い木材の良さや木材利用の意義を広く県民に普及させたとしていわて木材利用優良施設優秀賞」を受賞しました。報告を受けた本田市長は、このように実績をあげ表彰を受けられたみなさんに敬意を表したい。遠野の一次産業の振興のため今後もよろしくお願いします」と今後の活動に期待している様子でした。

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