2017年12月22日放送

損害保険会社と遠野市 地方創生連携に関する協定締結

遠野市とあいおいニッセイ同和損害保険との地方創生の連携に関する協定締結式がきのう(21日・木曜日)、市役所本庁舎で行われました。遠野市とあいおいニッセイ同和損害保険は、「地方創生に関する遠野スタイル創造・発展総合戦略」の取り組みを推進するため、相互に連携し協力することを目的に連携協定を締結しました。締結式では、両方の関係者立ち会いのもと、本田市長とあいおいニッセイ同和損害保険の吉田靖之常務執行役員が協定書に署名しました。あいおいニッセイ同和損害保険は、去年、「地方創生プロジェクト」を立ち上げ、現在、全国のおよそ100の自治体と協定を結び、地域の社会貢献と課題解決に向けて地域密着で取り組んでいます。今回の協定締結を経て、あいおいニッセイ同和損害保険は、遠野市に保育所・幼稚園などの安全対策やインバウンドリスク対応、高齢者暮らしの危険対策など34のセミナーメニューを提供していくということです。市では、今後、あいおいニッセイ同和損害保険が提供する各種セミナーに市民や事業関係者が積極的に参加し、知識の習得や意識の醸成を図り、地方創生に繋がる人材育成を推進していくということです。なお、この協定を締結するのは、岩手県内では遠野市が初めてということです。本田市長は、この協定の締結に対し、「遠野の地域活性化や人口減少が進む中で市が力を入れている子育ての分野にアクションを起こせるのではないか」と話していました。なお、1回目のセミナーは、来年1月に、「保育・教育現場における危険予知訓練」が市内の保育園や幼稚園などの実務担当者を対象に開かれることになっています。

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