2017年12月18日放送

年末年始地域安全運動始まる

犯罪や事故の多発が予想される年末年始を前に、先週金曜日(15日)特別警戒活動の出動式などが行われました。今月15日(金曜日)から来年1月3日(水曜日)までの20日間実施される年末年始地域安全運動に合わせて、遠野警察署では遠野地区少年警察ボランティア協会と特別警戒活動を実施しています。初日となった先週金曜日には、遠野警察署の署員とボランティア協会の合同出動式が行われました。出動式では、遠野警察署の杉田幸雄署長が訓示を述べた後、遠野地区少年警察ボランティア協会の松田政雄会長が市民のみなさんが事故やトラブルに合わず、年末年始を迎えられるよう見守り活動やパトロールを実施していきます」とあいさつしました。出動申告が行われると、署員やボランティア協会のメンバーは、市内のパトロールに出動しました。また、この日は遠野市防犯協会連合会をはじめとする防犯関係団体の年末年始地域安全運動の出発式も行われました。出発式では、遠野警察署生活安全課の市野川直樹課長がことし県内で発生した詐欺の音声を使いながら防犯について講話しました。遠野警察署によりますと、ことしの県内の特殊詐欺被害の認知件数は、11月末現在で68件となっていて、遠野市内でも1件・およそ420万円の被害が出ているということです。なお、期間中は、街頭犯罪等の抑止や特殊詐欺の被害防止など4項目を重点に、地域や団体ごとにパトロールや見守り運動をして交通事故や犯罪を防ぐための啓発活動などに取り組むということです。

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