2017年12月12日放送

稼げるまちづくりセミナーin遠野

1回目となる内閣府の稼げるまちづくりセミナー」が、きのう(11日・月曜日)遠野みらい創りカレッジを会場に開かれ、県内外からおよそ170人が参加しました。このセミナーは、地域の稼ぐ力や地域価値の向上を図る稼げるまちづくり」を推進するため内閣府が主催しました。今回は、内閣府が取りまとめる稼げるまちづくり」の取り組み事例集地域のチャレンジ100」で事例が紹介されている遠野市が会場に選ばれ、遠くは沖縄から県内外の地方自治体やまちづくり関係者などが参加しました。初めに、内閣府地方創生推進事務局の青柳一郎審議官があいさつしたあと、先進事例について現場の担い手となっている4人が発表しました。市内からは、旧土淵中学校を拠点として人材育成に取り組んでいる遠野みらい創りカレッジの樋口邦史代表理事と、地域おこし協力隊の制度を起業家誘致・起業家支援に特化した形で活用し、移住・起業をサポートしているネクストコモンズラボの林篤志代表が発表しました。また、「猫さえ歩かない」と言われた宮崎県日南市にある油津商店街の再生事業に取り組み、およそ4年で25を超える新規出店・企業誘致などを実現した事例なども発表されました。このあと、東京都市大学都市生活学部の坂井文教授のコーディネートで、パネルディスカッションが行われました。坂井教授は、事例を発表した4人のパネリストから、事業の成功の秘訣やさらに発展させていくにはどうしたら良いのかなど、話しを聞き出していました。セミナーに参加した人たちは、4人の担い手たちの話しを熱心に聞きながら今後のまちづくりへのイメージを膨らませている様子でした。

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