2017年12月7日放送

高校生が市内の企業を見学

遠野高校の生徒がきょう(7日・木曜日)、市内の企業を見学しました。この企業見学は、高校生に地元企業について知ってもらい、今後の就職活動の参考にしてもらうことで、地元企業への雇用促進を図ろうと、きのうときょうの2日間、遠野市や岩手県、遠野商工会などが実施しました。きょうは、きのうの緑峰高校に続いて、遠野高校の1年生139人が8グループに分かれ、それぞれ市内の企業や事業所を見学しました。この内、紳士・婦人スラックスの製造、販売をしている土淵町の岩手アパレルでは、初めに阿部哲也専務取締役から会社概要や業務内容などについて説明がありました。中でも、岩手アパレルでは、従業員122人のうち、100人が女性ということから、子育て中の女性でも安心して働けるようにと、保育士2人が雇用されていて社内には託児所も設けられていることなど独自の職場づくりの取り組みも紹介されていました。この後、生徒たちは、CAD(キャド)をはじめ、自動裁断機CAM(キャム)など最新の生産システムが整っている作業場を見学しました。従業員一人一人の連携が図られながら裁断から縫製、プレス、検査まで一連の流れでスラックスが出来上がっていく様子を間近で見た生徒たちは、地元企業への理解を深めた様子でした。なお、市では、今後も地元企業への雇用確保に向けた取り組みを進めていくということです。

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