2017年12月6日放送

遠野小児童 森林学習

遠野小学校の5年生がおととい(4日・月曜日)、森林学習のため青笹町の工場などを訪れ、県産材を使った机とイスの製造の様子を見学したほか、木工教室で木に親しみました。この学習は、県産材を活用した机とイスを実際に利用する遠野小学校の5年生たちに、地場産の木を使って地元の工場で製造されていることを伝え、木の魅力などを感じてもらおうと、遠野市が岩手県の補助金を活用して開きました。初めに、「ノッチ・アート遠野」を訪れた児童たちは、業務部長の佐々木孝博さんに工場を案内してもらいながら、遠野産などの県産材を使った机とイスがどのように作られているかを見学しました。児童たちは、机とイスが形になっていく一連の流れを興味深そうに見学しながら、地元の工場で人の手作業もありながら大事に作られていることを学んでいた様子でした。このあと、森林総合センターの多目的ホールに移動し、木工教室が開かれました。木工教室では、市内の工務店などから8人の講師が指導に入りました。児童たちは、本棚を作るグループとイスを作るグループに分かれ、図面を参考に寸法を測ったりノコギリを使って木を切ったりしながら、木のぬくもりを肌で感じ、木に親しんでいた様子でした。

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