2017年12月6日放送

金融機関防犯協会 強盗対策模擬訓練

年末年始を前に、市内の金融機関できょう(6日・水曜日)強盗が押し入ったという想定での対応訓練が行われました。この訓練は、お金が動き、強盗が入りやすい時期である年末年始を前に防犯対策をさらに強化しようと、市内の金融機関でつくる遠野地区金融機関防犯協会が毎年実施しています。きょうは、強盗役の遠野警察署の署員が拳銃を持って銀行内に押し入り、お客を人質にとって現金を要求するという想定で訓練が行われました。行員たちは、強盗犯の指示通りにしながらも犯人の人相や服装などを記憶するよう努め、冷静に対処していました。訓練のあと、遠野警察署は「110番の際に、犯人の特徴などを的確に伝えていて素晴らしかった。犯人は興奮状態にあるので、なるべく刺激をしないような対応をとり、逃げた後は路地裏などにいる場合もあるので意識してもらえれば」と講評しました。また、遠野警察署生活安全課の市野川直樹課長は「一番大切なのは店内にいる人たちの身の安全。年末年始は事件や事故が多発する時期なので、金融機関では緊張感を持ち、強盗に入られにくい環境づくりに努めていただきたい」と話していました。

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