2017年12月4日放送

市議会一般質問始まる

12月市議会定例会の一般質問がきょう(4日・月曜日)から始まり、4人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、浅沼幸雄議員佐々木大三郎議員小林立栄議員菊池美也議員の4人が登壇し、馬事振興や市道の現状などについて市の考えを正しました。平成30年度の遠野市の組織再編について本田市長は、行政運営の効率化を図り、遠野スタイルによるまちづくりを総合力で推進するため実施を検討していると答弁しました。組織再編にあたっては第2次遠野市総合計画前期基本計画を着実に推進するため、産業振興・雇用確保」少子化対策・子育て支援」といった共通優先方針に対応したものに。また、部や課などの編成についてはスリム化を図るとともに、名称をシンプルで分かりやすいものにするとしています。このほか、中学校再編成後における校舎の利活用の現状についての質問に本田市長は、旧綾織中学校について、子どもから高齢者までそれぞれの年齢に応じて学べるような場としての利活用を進めていきたい」と答えました。旧小友中学校については、地域の活性化と文化の伝承」をコンセプトに、地域で保管している伝統的な農機具などを展示する小友郷土資料館」としての活用を。また、旧上郷中学校については、活用方法の一つとしてしし踊りや神楽などといった遠野ならではの郷土芸能を、保存・発信していく郷土芸能伝承館」としての活用をそれぞれ検討していると答えました。これらの校舎の利活用について本田市長は、他の施設との連携を図りネットワークを構築しながら地域の活性化というものを見出していきたい」としています。なお、市議会定例会はあす(5日・火曜日)も一般質問が行われ、2人の議員が質問する予定となっています。

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