2017年11月28日放送

緑峰高校 全国大会出場を報告

緑峰高校の生徒が、きのう(27日・月曜日)本田市長に、全国大会出場の報告をしました。きのう、本田市長を表敬訪問したのは、緑峰高校の阿部伸校長や生産技術科の生徒など13人です。初めに、阿部校長が、岩手・東北、そして遠野の代表としてそれぞれが立派に発表や活動をしてきてくれました。この経験を後輩に引き継ぎ、ますます全国に誇れる活動を続けていく意欲を強くしているところです」と本田市長に全体の報告をしました。このあと、生徒たちからそれぞれの大会について報告がありました。草花研究班の3年生9人は、先月、岡山県で開催された第68回日本学校農業クラブ全国大会」のプロジェクト発表会分野U類(開発・保全・創造)」に東北ブロック代表として出場してきました。9人は、先輩達から引き継ぐホップ和紙プロジェクト」で、ホップ和紙の材料となるホップ蔓の新たな可能性にかけて、漂白剤を使わずに白い和紙を作る」という課題解決に向けて研究し成功したことを発表してきたということです。報告で、班長の菊池礼雄君は、今までの研究成果を全国に伝えることが出来て大変満足しています。入賞することができなくて心から悔しい結果でしたが、後輩が再スタートを約束してくれたので、今後は後輩の指導などに努めていきたいです」と話し、気持ちを新たにしていることを伝えていました。また、2年生の菊池晃広君は、9月に仙台市で開催された第11回全国和牛能力共進会和牛審査競技会『高校の部』」などに出場してきました。全国和牛能力共進会和牛審査競技会『高校の部』」には、全国のから代表1人が出場し、41都道府県の41人が良質な肉牛の体型審査を行い、和牛の目利きを競ってきたということです。菊池君は、今回の大会で入賞とはならなかったものの、全国トップクラスの牛を見られて勉強になったことや岩手県以外の生徒たちと交流できたことが良かったなどと目を輝かせ、来年の目標についても話していました。また、3年生の菊池柚衣さんは、先月秋田県で開かれた第16回全国高校生フラワーアレンジメントコンテスト」に出場してきました。コンテストでは、テーマのみのりの秋」に合わせて、決められた時間内で花材や資材を活かしながらフラワーデザインを考え、作品を作ってきたということです。菊池さんは、昨年度の岩手県大会で悔しい思いをしましたがことしは全国に出られて本当に嬉しかったです。入賞は出来なかったけど、とても良い経験になりました」と振り返っていました。報告を受けた本田市長は、県や東北、全国といった多くの舞台でそれぞれが堂々の発表をし、緑峰高校の存在感を示してくれている。みなさんの誠実な姿が伝わっています。本当にお疲れさまでした。全国での経験を次のステップに繋げていってほしいです」と生徒たちの頑張りを称えていました。

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