2017年11月27日放送

市民センターバレエスタジオ開設40周年記念公演

遠野市民センターバレエスタジオ開設40周年記念公演が、きのう市民センター大ホールで開かれました。40周年の記念公演は、二部構成となっていて、第一部ではバレエスタジオの生徒たちがこの日のために練習を重ねた、おもちゃの兵隊」やフィドルファドル」など8つの演目を発表しました。下級生たちの可愛らしい振付けや上級生たちの美しく優雅な踊りに、会場からは大きな拍手が贈られていました。また、40周年の節目に合わせて、スターダンサーズ・バレエ団所属の横内国弘さんが特別出演し、舞台で華麗な踊りを披露しました。続く第二部では、遠野物語の話をモチーフに作られた、創作バレエおしらさま」が上演されました。特別出演の横内さんに加え、同じくスターダンサーズ・バレエ団所属の東秀昭さんも出演し、クラシックバレエと、遠野物語を融合させた舞台を披露しました。公演の最後には、出演者や生演奏の指揮をとったA・E・L音工房の新田光志さんなどに花束が贈呈され、記念公演を締めくくりました。なお、バレエスタジオ開設40周年記念公演の模様は、12月23日と24日(日曜日)、両日とも午前8時と午後8時にご覧のチャンネルで放送する予定となっています。公演終了後、あえりあ遠野に場所を移して記念祝賀会が開催されました。遠野市民センターバレエスタジオは、クラシックバレエと遠野物語の融合を目指して、昭和53年5月に、日本初の公設スタジオとして誕生し、これまでおよそ380人の生徒たちがバレエに親しんできました。祝賀会には、バレエスタジオを支えてきた人たちやこれまでバレエを習ってきたOB・OGなどおよそ150人が出席し、40周年を祝いました。初めに、主催者を代表して遠野市民センターバレエスタジオ開設40周年記念事業実行委員会の斉藤美和実行委員長が大好きなバレエスタジオが、この先50周年・100周年と続いて、3世代・4世代と皆さまに愛されますことを願っております」とあいさつしました。続いて、これまでバレエスタジオに携わり尽力した20団体・個人に感謝状が贈られました。また、10年以上在籍した生徒たちが表彰されました。乾杯のあとには、出席者を代表して4人が、これまでの思い出などを発表しました。また、卒業した生徒たちから講師である深川晴代さんと齋藤真弓さんに花束が贈られました。会場に集まった人たちは、これまでの思い出を語り合いながら、バレエスタジオのますますの発展に向けて心を一つにしていました。

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