2017年11月9日放送

遠野みらい創りカレッジ スポーツ祭

先週土曜日から2日間の日程で、遠野高校を会場に遠野みらい創りスポーツ祭剣道交流会が開催され、小中学生の剣士たちが国内トップクラスの実業団選手たちと一緒に稽古に励みました。この剣道交流会は、旧土淵中学校を拠点にまちづくりや人材育成などに取り組む富士ゼロックスが、スポーツでも交流を図ろうと、遠野市と連携して開催したもので、今回で3回目となります。この日は、遠野剣道スポーツ少年団や遠野中学校、遠野東中学校など、日々、剣道に励む小中学生およそ80人が、富士ゼロックスの剣道部に所属する選手10人と稽古に励みました。富士ゼロックス剣道部は、ことし6月に開催された関東実業団剣道大会で優勝したほか、ことし9月の全日本実業団剣道大会でベスト8に入るなど、国内トップクラスの実業団チームとして知られています。稽古が始まると小中学生たちは、富士ゼロックス剣道部の丸家光太さんの指導を受けながら、面や胴、小手といった基本打ちなどの練習に汗を流していました。また、トップクラスの選手たちを相手にする打ち込み稽古が行われると小中学生たちは、さらに自分の技を磨こうと真剣な表情で稽古に打ち込んでいました。実際に国内トップレベルの選手たちの胸を借りて行われたこの日の稽古は、小中学生たちにとって貴重な機会となったようでした。

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