2017年11月9日放送

秋季全国火災予防運動 遠野消防署長 査察

きょう・11月9日から来週15日(水曜日)までの7日間は、秋季全国火災予防運動期間です。これに伴い、きょう遠野消防署長が市内の施設の査察を行いました。この査察は、施設の防火管理体制や消防用設備などの維持管理、防火安全対策などを徹底してもらうとともに、防火管理者などの従業員に何かが起きたときの被害を最小限に食い止めるための「気づき」を得る機会にしてほしいと、遠野市消防本部が実施しました。運動期間中、市内79施設の特別査察が行われる予定で、このうちきょうは、遠野消防署長をはじめ消防職員たちがショッピングセンターとぴあとビックハウスをまわり、避難誘導灯がお客の目線に立った時にきちんと見えるか、避難通路に障害物がないかなどを確認していました。また、飲食店の厨房設備からの火災原因のほとんどが「放置する・忘れる」といった人の不注意によるもので、調理場の換気扇や排気ダクトの油汚れなどは火災発生の原因に繋がることから、これからも引き続き、日頃からのメンテナンスをお願いします」と呼びかけていました。なお、遠野市消防本部によりますと、ことしに入ってからきょう現在、遠野市内での火災は19件発生していて、このうち建物火災や枯れ草焼きによる火災が多いということです。遠野市消防本部では、来週15日までの運動期間中「住宅防火対策の推進」と特定防火対象物等における防火安全対策の徹底」を重点に火災予防運動を展開していくとしています。このうち、住宅防火については、遠野市消防団・遠野市婦人消防協力隊が合同で管轄区域の一般家庭を訪問し、住宅用火災警報器の設置と維持管理、暖房器具などの正しい利用を呼びかけるということです。

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