2017年11月6日放送

市長記者懇談会

市長記者懇談会がきょう(6日・月曜日)とぴあ庁舎で開かれ、平成30年度の遠野市行政組織再編の概要などについて発表がありました。本田市長は、行政運営の効率化を図るため、平成30年度の遠野市行政組織の再編を検討していると発表しました。組織再編にあたり「産業振興・雇用確保」と「少子化対策・子育て支援」といった共通優先方針に配慮する、部や課などの統合による組織のスリム化を図る、名称をシンプルでわかりやすくすることを基本方針としています。基本方針に基づき部や課の統合のほか、主要プロジェクトを推進するための新たな室を設置して、12部54課室等から8部42課室等への再編を検討しているということです。なお、今後は今月21日(火曜日)に遠野市議会全員協議会で説明し、12月の遠野市議会で関係条例を上程するということです。このほか、遠野スタイル総合力推進本部などの設置についても発表しました。遠野スタイル総合力推進本部は、部局間の連携を密にすることで「第2次遠野市総合計画」「遠野スタイル創造・発展総合戦略」「第3次遠野市健全財政5カ年計画」の推進を図ることを目的にきょう設置されました。市長を本部長に市の幹部職員で構成する遠野スタイル総合力推進本部では、市民や関係機関と連携を図りまち・ひと・しごと創生法の基本理念を受けた市条例の制定につなげていくということです。また、併せて遠野みらい創造デザイン推進チームも設置されました。遠野みらい創造デザイン推進チームは、部署の異なる中堅職員20人で構成され、産業振興や少子化対策などに関する10の遠野みらい創造デザインの推進について検討し、来年3月に検討内容について発表するということです。遠野スタイル総合力推進本部などの設置について本田市長は、「新たな発想を生み出し、組織や制度の壁を越えて総合力を発揮していきたい」述べていました。なお、市長記者懇談会の模様はきょう(6日・月曜日)からあさって・8日(水曜日)までの3日間いずれも午後8時から遠野テレビ10chで放送する予定となっています。この後、推進本部の看板設置などが行われました。記者懇談会の後、遠野スタイル総合力推進本部の看板設置がとぴあ庁舎内で行われました。この後、遠野スタイル総合力推進本部と遠野みらい創造デザイン推進チームの職員に対する辞令が交付されました。本田市長は「緊張感を持った一方で余裕を持ちながらそれぞれの役割を果たしていただきたい」と今後への期待を込め職員たちを激励しました。

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