2017年11月1日放送

遠野市乗用馬市場

遠野市乗用馬市場が、きのう(31日・火曜日)遠野馬の里を会場に開催されました。乗用馬市場は、本州では唯一、全国でも遠野市と北海道根釧地域の2カ所のみで開催されています。44回目となったことしは、1歳馬から4歳馬の部、管内生産馬の部の5つの部門に30頭が上場され、全国各地から訪れた25団体・個人の購買人が遠野産馬を競り合いました。会場となった馬の里の覆馬場には、鑑定人の掛け声と購買人同士が競り合う威勢のいい声が響き渡っていました。そして、落札した人には、緑峰高校の馬事研究会のメンバーたちが花束と記念品を手渡していました。競りの結果、上場された30頭のうち16頭が競り落とされました。最高価格は、遠野町の照井英人さん所有の2歳馬ハディー」で、312万円でした。落札した東京都の女性は、乗馬クラブの先生から体の形が良く、頭がいい子だとアドバイスを受けてハディ―を選びました。乗るのが楽しみです」と話していました。また、今回の売上総額は1820万円で前年比は91.3%、平均取引額は113万7500円で前年比は119.7%ということです。

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