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2017年10月27日放送

越田幸宏写真展「懐かしき風景たち」

現在、中央通りにあるちょボラ」では、震災前の大槌町などで撮影された写真が展示されています。懐かしき風景たち」と題したこの写真展には、大槌町出身で、震災以降遠野市に移り住んだ越田幸宏さんが撮影した震災前の大槌町の街並みなど１４枚の写真が展示されています。越田さんの大槌の自宅は震災で全壊し、趣味で撮りだめてきた写真や愛用していたカメラも失いましたが、残っていたノートパソコンの中に写真のデータが残っていることに最近気がついたといいます。そのパソコンには、魚市場でいきいきと働く人々や、きれいな虹がかかった街並みなど震災前のありのままの姿を写した写真が残されていました。残念ながら、すべてのデータは復旧できませんでしたが、越田さんは、復旧できた写真を震災で遠野に移り住んだ大槌の人たちをはじめ多くの人にみてもらいたい、さらによりよい大槌になってほしいという願いをこめて、この写真展を開きました。越田さんは、昔の風景を懐かしんでもらい、写真を見て元気になってもらえれば」と話していました。この写真展は、来週３１日・火曜日まで、中央通りのちょボラで開催されています。

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